風邪の後に長引く咳は「咳喘息」かもしれないから、早めに呼吸器内科へ行くと良いよ

昨年末から、風邪をひいた後に咳が続くようになりました。
鼻水や熱はなくなって元気になったはずなのに、一ヶ月ほど咳が続いたり。
明け方になると激しく咳き込んで目が覚めてしまって、朝まで眠れなくなったり。

Facebookでぼやいていたところ、同じように咳に悩んでる人は多いけど、わりとみんなガマンして、病院に行かないみたいですね。

これって、ただ咳が続いてるだけじゃなく、咳喘息という病気になってる可能性があります。

咳が長引いたり夜眠れないくらいひどいときは、早めに呼吸器内科を受診したほうがぜったい良いです!
なぜなら、治療しないことによって、咳喘息はどんどん悪化するからです。

わたしも、こんなことなら、早く病院にいけばよかった。とすごく思うので、咳喘息のことについて、現在も治療している体験談を書いてみたいと思います。

30代・40代の大人に咳喘息が増えているらしい

子どもの時に特に喘息持ちではなかったのに、30代・40代になってから、喘息っぽい症状が出てくる大人が増えているそうです。

原因は大きく分けて2つあり、ひとつはアレルギー性によるもの。ペットや化学物質などに反応して咳がでるやつですね。
このアレルギー喘息になる方のほとんどは、子ども時代にアトピーやアレルギーがあった人たち。20代になっておさまっていた喘息が、40代になって再び現れるのだそうです。

もうひとつは、風邪などの感染症をきっかけになる喘息です。もともとアレルギーの経験がない人はこっちのタイプですね。今まで風邪をひいても何ともなかったのに、40代くらいになって、急に風邪のあとに咳が続いて、咳喘息になったりするのだそうです。

なんで若い頃は平気なのに、歳とったらそうなるんですか??ってお医者さんにきいたら、原因はハッキリしないけど、これまでの蓄積ですかねー、と言われました。なるほどなあ。気管も年月を経てダメージが蓄積していって、お疲れなのかもなあ。

咳喘息の症状、わたしの場合

わたしが咳喘息になったきっかけと、その時の症状を思い出して書いてみます。

1回目の風邪をきっかけに軽い咳が続いた

わたしが咳喘息になったきっかけは何だったのか。思い起こせば、数ヶ月前にかかった風邪でした。

鼻水が出てきたので、ひどくならないうちに薬をもらっておこうと思い、いつもの耳鼻科を受診しました。
お薬をもらってよく寝ていたら、すぐに鼻水は止まりました。

しかし、しばらくすると咳がでるようになりました。
改めて受診したら、鼻水が喉におちて咳がでてるんだと思う、とのことで、今度は咳止めをもらいました。

でも、それから一ヶ月半くらいの間、咳が続きました。
特に、フライドポテトみたいな粉っぽいものをたべたり
ちょっと水のむのに失敗してむせたりすると
ものすごい咳がでて、しばらく止まらなくて、なんか変だなーと思っていました。

2回目の風邪から咳が一気にひどくなった

そのうち咳はおさまって、めでたく2017年になりました。

年度末で忙しくなってきた頃、なんとなく喉が痛くなったので、またひどくならないうちに、耳鼻科で薬をもらってきました。
今度も喉の痛みはすぐなくなったんですが、前回よりも、さらにひどい咳が続くようになりました。

夜中に咳が止まらなくなり、目が覚めて眠れなくなってしまう。
横になると咳がでるので、ずっと座っているんだけど
気管のあたりが、ムズムズ・イガイガして、痛いようなかゆいような感じで
何回も連続で咳が出て止まらず、えづいて吐きそうになる。
涙もでてくるし、腹筋も腰もいたい。
咳を何回もするから、頭への圧というか衝撃がすごくて、頭痛まで出てくる。

朝になって、ようやくウトウトできた後、フラフラしながら打ち合わせに向かう電車の中で、また激しく咳き込んでしまい、インフルと思われたりしないかな?と、周りの目が気になってしまう。
外にでかけるのが嫌になってきていました。

咳喘息は呼吸器内科!と聞いて受診して検査を受けた結果

咳がしんどい・・・とSNSでぼやいていたところ、
薬剤師の知人が「咳は呼吸器内科に行ったほうがよくない?近所に良いあるよ。専門的な検査もしてもらえるから良いかも」と教えてくれました。

呼吸器内科とは!完全にノーマークでした。

咳喘息の検査を受けた

初診だったので、まずは下記のような問診を受けました。

  • 咳が出るようになったのはいつ頃か、最初はどんな症状だったのか。
  • アレルギーやアトピーはあるのか。
  • 親族にアレルギー、ガン、糖尿病、リュウマチなどの遺伝はあるか。
  • タバコを吸ったり、お酒を飲むか。

その後、検査をいくつか受けました。
咳が続く病気は、「結核」「百日咳」「マイコプラズマ肺炎」などの可能性も考えられるので、様々な角度から検査をするそうです。

  • 胸部レントゲン(肺炎の疑いがないかどうか調べる)
  • 呼吸中の一酸化窒素濃度を測る(この数値が一定量以上だと喘息の疑い)
  • 血圧
  • 尿検査
  • 血液検査

特に、一酸化窒素濃度を測る機械は、耳鼻科にはなかったものなので、こういった専門的な検査ができる点が、呼吸器内科に来てよかったなと思います。

ちなみに、一酸化窒素濃度が「22ppb」という数値を超えると喘息の可能性が高いそうなんですが・・・
わたしはなんと「42ppb」という数値を叩き出しました!
どう考えても喘息ですね、本当にありがとうございました。

咳喘息の治療にかかる期間と処方されるお薬

1週間後に血液検査の結果が返ってきましたが、マイコプラズマや百日咳を疑うような数値はなく、アレルギー反応があると出るという「非特異IgE」の数値も低いということで、あらためて、風邪をきっかけに喘息になったという診断になりました。

治療期間はどのくらい?とお医者さんに聞いたところ、「3ヶ月〜半年くらいの間お薬飲んでもらって、それでやめても咳が出ないならOKですねー」と言われてびっくり。

完治するのに、そんなにかかるんだ・・・というのが正直な感想です。もっと軽く考えてました。

処方されたお薬

  • レルベア200 エリプタ14 吸入用
  • フラベリック錠 20mg
  • カルボシステイン錠 250mg

いちばん大事なお薬が「レルベア」で、ステロイドの入った吸入剤です。
粉末状の薬を1日に1回、吸い込んで気管と肺に入れて、気管支を広げて気道の炎症を静める作用があるのだそうです。
口の粘膜につくと、表面を荒らして口内炎になるとのことだったので、使ったあとはうがいを3回!

「フラベリック錠」は、咳止めのお薬。
耳鼻科では「メジコン錠」をもらっていたんですが、これよりも効果が高いのだそうです。

「カルボシステイン錠」は、痰がからむのをなくして咳を沈めるもので「ムコダイン」というお薬のジェネリック薬です。咳の治療の基本のお薬なんだとか。耳鼻科でもよくもらうやつですね。

気になる治療費は

今回は初診なのと、検査を受けたこともあって、高かったー!

診察代:4,950円
薬代:1,520円
合計:6,470円

次の週に2回目の診察へ行った時は、

診察代:640円
薬代:1,740円
合計:1,370円

となりました。やっぱり高ーーーーー!薬が2週間分でたので、やっぱりお値段けっこういきました。

受診後の経過は

最初の受診までの3日間、咳で眠れなくてフラフラになってましたが・・・処方してもらった吸入薬を使ってみたら、なんと1日で咳がマシになり、ようやく朝まで眠れるようになりました。これはありがたい。

薬をやめた途端に悪化するから、毎日欠かさず飲んでね!と言われたので、朝の吸入と、朝昼晩の食後の薬をちゃんと飲んでいます。

受診から2週間後の現在。咳はずいぶん良くなったものの、まだまだ、咳は出ます。特に夜になると咳が立て続けにでる時があって、そんな時はツラい。
咳をしすぎて頭痛になり、頭痛のせいで寒気がして、もう早く寝よう!って思います。

やはり、治療には時間がかかるなあと実感しています。

追記1:8ヶ月が経過した現在の症状

ここ半年ほど、ほとんど咳がでていません。もっとぶり返したりするのかも、と不安に思っていましたが、意外と平気に過ごしています。

ただ、風邪を引いた後にちょっと咳が続いて、もしかして再び咳喘息になりそうかも・・・と思った時は何回かありました。油断は禁物ですね。そういうときは、残しておいたレルベアを吸入するようにしています。

追記2:1年半が経過した現在の症状

咳で眠れなくなるようなことは、全くなくなりました。が、春先に花粉がひどかった時期、午後になると軽く咳き込むことが、2ヶ月ほど続きました。

以前に発作がでた時のように、連続して咳が出るわけではないですが、肺のあたりがムズムズして咳がでる感覚は、なんとなく同じです。ちょっと咳が出やすい体質になってるのかなあ。

ところで咳喘息と喘息の違いは?

咳喘息は、よく聞く一般的な「喘息」とは何が違うのでしょうか?
ひとつ大きな違いは、咳はひどいけど、呼吸困難にはなっていない、という点です。

気管支喘息の発作を起こすと、気管支が腫れて空気が通りにくくなり、
胸から「ゼーゼー、ヒューヒュー」という音が聞こえるのですが、
咳喘息の場合は、この喘鳴がありません。
私も、咳がひどくて苦しかったですが、息苦しいとかは全くありませんでした。

咳喘息はうつらない

激しく咳き込んだりしていると、人にうつしてしまわないか、心配になりますよね。でも、咳喘息は人にはうつらないので大丈夫です。

咳喘息の咳は、自分の気管が炎症を起こすことで、ちょっとした刺激にも敏感になっていることが原因です。風邪と違って、ウィルスに感染している訳ではないので、心配ないみたいです。

ただ、人前で咳をするのは気を使うので、ずっとマスクはしてました。あと、マスクしてると外気の刺激がちょっとマシになるので、自分でも楽ですしね。

咳喘息のつらい咳を一時的に止める方法

咳喘息は、病院できちんとお薬をもらえば改善していくのですが
土日で病院が閉まっていたり、今日は時間がないという場合もあるかもしれない。

そんな時、ほんの気休めだけど、わたしがやっていたことをご紹介します。

1. 楽な姿勢をとる

体がつらくて寝ていると、なぜかもっと咳がでてきます。
なので私はこたつに入って、大きなクッションをかかえながら、背中を起こしていました。

2. のど飴をなめる

電車やバスで咳き込んだときが最悪でしたが、
マスクをして、のど飴をなめていると少し咳がおさまります。

のど飴は、味ではなく効果重視で!
昔からある「かりん のど飴」は、ハッカがきつくて強烈ですが、よく効きましたー。

3. 少しづつぬるま湯を飲む

いきなり冷たい水や暑いお茶を飲むとしんどいので、、、 姿勢を楽にして、少しづつぬるま湯を飲んでいると、少し咳がマシになりました。
去年から子どものためにウォーターサーバを導入したんですが、これがすごく便利!しんどいなーという時にすぐお水が飲める。冷たいお水を入れたあと、少しお湯をいれるとちょうどいい。

災害のときの備えになるのも、子どもやお年寄りのいる家庭だとポイント高い。先日の大阪北部の地震の時も、大雨災害のときも、スーパーで真っ先に売り切れていたのは水でした・・・。
なのでウォーターサーバーを選ぶなら、お水代だけでいける、レンタル代やメンテナンス料0円のやつがオススメです。

とはいえ、早めに受診して治すのが鉄則なので、どうかどうか、時間を作って病院にいってくださいね!

この記事を書いた人

mihoji

大阪でWEB屋さんをやっています。 WordPressを使ったサイト構築と、小規模な企業のマーケティング提案が得意です。 WordPressとIT系勉強会とビールがすき。

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