京都るり渓温泉のグランピング「GRAX(グラックス)」の口コミ・家族キャンプした体験談ブログ

2016年オープンしたばかりの、京都南丹市のるり渓温泉にあるキャンプ場「GRAX(グラックス)grax premium camp resort」に家族で泊まりにいってきた感想をブログに書きました。GRAXはおしゃれで快適なキャンプである「グランピング」を目的とした施設なので、アウトドアが苦手な方や赤ちゃん連れでも楽しめます。食材の持ち込みはできないけど、京野菜をふんだんに使った夕食のバーベキューや朝食のホットサンドは、自分たちで作る楽しさがあって美味しい!温泉とプールも使い放題で、大人も子どもも満足な旅となりました。
2017年には、新しいリラクゼーションエリア「ランタンテラス」、そして一棟貸しのラグジュアリーなコテージ「GRAX HANARE(はなれ)」もオープンし、ますます楽しい施設になりましたよ。

究極の手ぶらキャンプだと評判の「グランピング」とは何か?

「グランピング」という言葉を聞いたことがありますか?

「グラマラス」と「キャンピング」をかけ合わせてできた言葉で、とってもラグジュアリーなキャンプのことを言います。アウトドアとはいえ、まるでホテルの部屋のように設備が充実したテントに泊まり、洗練された食事を味わい、ふかふかの寝具で眠るという、まるで高級ホテルに泊まるかのようなキャンプ場のことです。

最近では、「おはよう朝日」や関テレの「よーいドン」などのテレビ番組や、リビング北摂などのフリーペーパでも紹介されていましたよ!

グランピングなら、キャンプ初心者のファミリーや女子でも安心

従来のキャンプ場といえば「山や海で自然を思いっきり満喫!暑さや寒さ、虫、ホコリや砂なんかもあまり気にしない!」というアウトドア派のする活動というイメージがありました(わたしは)。

しかし「自然は好きだけど、トイレが不便だったり、汚れたり、虫が出てくるようなのはちょっと苦手」という人も少なからずいることだと思います。

グランピングなら、そんなキャンプ初心者でも大丈夫。自然を楽しみながらも、とっても快適な生活ができちゃいます。
初めてアウトドアをする子連れファミリーや、たくさんのキャンプ用品を自力で準備するのは難しい女性グループなど、今まではキャンプをあきらめていた方でも、気軽に挑戦することができます。

実際、今回GRAXに来ていた他のゲストさんたちも、ほとんどが子連れファミリー。まだ生後半年くらいの赤ちゃんを連れている方も、いっぱいいました。


るり渓温泉のグランピング・GRAX(グラックス)について

るり渓 GRAX 外観

そんな注目のグランピング施設「GRAX(グラックス)」が、京都・るり渓温泉の敷地内に2016年6月29日、オープンしました。

わずらわしい準備は
もういらない。
大自然の中でバーベキューを楽しみ、
テントの中のベッドで眠る。
手ぶらで快適に楽しめる 新しいスタイルのキャンプ。
GRAX公式サイトから引用

GRAXのあるるり渓温泉は、場所的にそれほど秘境でもないので、関西各地からのアクセスがよく、敷地内に大規模な温泉があるのが魅力。子どもが喜ぶ温水プールもあり、女性に人気の岩盤浴やよもぎ蒸なども利用できます。

我が家は以前からるり渓温泉の年会員になっていたため、こういう施設がオープンしますよ、というお手紙と共に、記念として30%オフのチケットをいただくことができましたので、これは使わなくてはと思い、さっそく泊まりに行ってみました。

るり渓GRAXの予約・混雑状況

2017年5月現在の状況ですが、スカイビューテントやルミエールキャビンであれば、金土と平日に空きがあります。
6月中であれば、数の少ないグランピングテントやトレーラーハウスも、ちらほら空いているようです。

7月に入った途端、どの部屋も一気に満室になっているみたいですね。やはり、夏休みは激戦のようです。
どうしても狙っている日がある!という方は、GRAXの公式Facebookページをチェックしていると、予約受付が始まるタイミングがわかりますよ。

主に大阪方面からのるり渓温泉・GRAX(グラックス)へのアクセス

GRAXはるり渓温泉は、京都の南丹市にあり、大阪市内からだと、1時間半くらいで着く距離です。

車でのアクセス

阪神高速なら、11号池田線を空港方面へ向かい、池田木部ICで高速を降ります。
その後、国道173号線を福知山方面に向かって40分〜50分ほど走ります。大阪府・能勢町に入り、トンネルをいくつかすぎたところにある「はらがたわトンネル」を過ぎたら右折し、山道をすすむこと数分で到着です。

※間違って国道477号線方面に行くと、亀岡方面に出てしまうため、遠回りになります。

御堂筋線を使うなら、箕面方面へ北上し、白島で「箕面グリーンロード」(有料:片道410円)に入ります。
料金所を抜けてから左折し、箕面森町の道を通り抜けて豊能町へ入ります。
吉川交番前の交差点を左折すると477号線にでますので、一の鳥居交差点を目指します。
右折すれば173号線にはいりますので、阪神高速のルートと同じように、能勢・福知山方面へ向かってください。

無料送迎バスでのアクセス

無料送迎バスもあります。

大阪方面からなら、能勢電鉄・日生中央駅からの直行バスで35分ほど。
日生中央からのるり渓温泉までのバス時刻表

京都方面からだと、JR園部駅からの直行バスで30分ほどです。
JR園部駅からるり渓温泉までのバス時刻表


細部までこだわりを感じるおしゃれなキャンプエリア

行ってみると、木をふんだんに使ったナチュラルな外装がすごくかわいい!
スタッフさんもカフェっぽいエプロンで接客しているし、ちょっとした小物などにも、とてもこだわって選んでいることを感じます。

ただキャンプをしに来るのではなく、センスの良い空間で過ごしたいという要望のある人にはぴったりだと思いました。

トイレもきれいなのは嬉しい!
もちろん水洗洋式、使い捨てのタオルまであって感動。


大型ドーム型テント「グランピングテント」

まずは、「グランピングテント」。やっぱり一番人気で、今回は満室だったので泊まれませんでした。定員は6人まで。
サイトのすぐ横に車をとめることができます。

るり渓 GRAXのグランピングテント

夜になると、ドーム型のコットンテントから光が透けてとてもきれい。
デラックス、ハイグレード、コンフォートの3タイプがありますが、備品はほとんど同じ。デラックスタイプのみ、ハンモックがあります。

「グランピングテント」の備品一覧

  • ベッド2台
  • 焚き火台
  • BBQグリル
  • キッチンテーブル
  • ダイニングセット
  • リビングセット
  • 日よけタープ
  • 冷凍冷蔵庫
  • 電気ポット
  • 扇風機
  • 電気ヒーター

家のように快適「トレーラーハウス」

今回、私たちが泊まったのは「トレーラーハウス」。欧米によくある、車でひっぱるタイプのキャンピングカーの大きいやつです。「アルティア542PK」というモデル。スロベニアのメーカー製で、欧州で人気があるそうです。

寝るところは、大きなダブルベッドがひとつ。シングルの2段ベッドがひとつ。定員は5人とのことで、家族5人(大人2人、中学生1人、小学生2人)で泊まったのですが、子どもたちがもっと大きくなったら厳しいかなー。

こちらも、すぐ横に車をとめられるのでラク!かなり大型のトレーラーハウスとはいえ、車内が荷物であふれかえったらくつろげない。明日つかうものは車に置いておけます。

るり渓 GRAXのトレーラーハウス アドリア社 ALTEA 542 PK

「トレーラーハウス」の備品

  • トレーラー内ベッド(ダブルベット1つ、シングルベッド2つ)
  • 焚き火台
  • BBQグリル
  • キッチンテーブル
  • ダイニングセット
  • 日よけタープ
  • チェアハンモック
  • 冷凍冷蔵庫
  • 電気ポット
  • エアコン
  • 電子レンジ
  • テレビ
  • DVDデッキ

空が見えるテント「スカイビューテント」

2ルームの大きなテント「スカイビューテント」この日、スカイビューテントはほとんどが空室でした。数が多いので予約が取りやすく、金額も一番安くなっています。こちらの定員は5名。

夏休みとなると、GRAXのほとんどが満室だったりしますが、スカイビューテントにはまだ空きがあるみたい。

「スカイビューテント」の備品

寝具セット/BBQグリル/キッチンテーブル/ダイニングセット/リビングセット/日よけタープ/ハンモック/冷凍冷蔵庫/電気ポット/扇風機/電気ヒーター

るり渓 グラックス スカイビューテント

こちらのテント、Colemanの「ウェザーマスター®ワイド2ルーム コーチ」という、とっても高価なテントが使われています。公式サイトでの定価はなんと14万円。

メッシュでできたインナーテントの2重構造になっているため、空気がこもらず新鮮な風が入ります。これなら暑い季節も快適に過ごすことができそうですね。このクラスのテントを個人で所有するのは難しいから、一度は泊まってみたいと思いませんか?

2017年5月更新

2回目にGraxに宿泊したのですが、今回は「スカイビューテント」に泊まりました。
朝晩はまだ寒い時期だったので、テントはつらいかも?と少し心配でしたが・・・室内には一番下にふわふわの大きなマットと、その上にホットカーペットが敷いてあって寒さ知らずで過ごせました!

しかし、ホットカーペットの上に直に寝るので、夜中に暑くなって目が覚めたりもしました><
赤ちゃん連れの方には向かないかもしれません。

Grax スカイビューテント

このテントは2ルームなのですが、奥の寝室の手前には、こんなリビング的な空間も。風がつよくて寒くなったら、この中に避難して過ごせます。
天井がすごく高く、身長165センチの私がたっても、頭がまったくつきませんでした。

Grax スカイビューテント


かわいいコテージタイプ「ルミエールキャビン」

リミエールキャビンは、GRAXの中央の小高くなった丘の上に円形に立てられています。こちらの定員は4名。エアコンあり。
夜になるとイルミネーションがとっても綺麗でした。

2回目に来たときは、6ヶ月の赤ちゃんを連れた友人と泊まりに来たのですが、友達一家はこちらのルミエールキャビンに宿泊しました。きちんとベッドもあるし、冷暖房完備だったので快適に過ごせたそうです。

るり渓 グラックス ルミエールキャビン
「ルミエールキャビン」の備品

寝具セット/BBQグリル/キッチンテーブル/ダイニングセット/日よけタープ/冷凍冷蔵庫/電気ポット/扇風機/エアコン

2017年 NEW!あたらしいテントが登場

2017年5月に再びGraxへ行ってきたのですが、スカイビューテントの一部が撤去されて、新しいキャンプエリアができていました。

CAMPING JUNIOR SUITE(キャンピング・ジュニア・スイート)

ちょっと大きめの、コットンテントになります。定員4名〜6名。1つしかないので、予約がすぐに埋まりそう。
このテントはどこのメーカーのかな?と調べてみたのですが、NORDISK社の「Vanaheim 24」あたりだと思われます。
収容するだけなら、なんと16人も入れる広さなのだとか。宿泊も6人までOKなのだそうで、広々とした室内が魅力ですね。

ファミリーグランピングをコンセプトにした2ポールテント
シングルベットが4つに、リビングスペース
お子様用のキッズテントも!

引用: Grax公式サイト http://www.grax.jp/news/post-1300.html

CAMPER’S GLAMPING TIPI キャンパーズ・グランピング・ティピ

インディアンみたいな、かわいい三角テントのサイト。こちらも1つしかありません。
こういう三角テントを「ティピ」っていうんですね。

キャンパーの憧れティピ型テント
寝具用マットレスもあり、快適な夜を!

引用: Grax公式サイト http://www.grax.jp/news/post-1300.html


GRAXでキャンプするにあたっての必要なもの、注意事項

GRAXを利用するにあたってのポイントや注意事項をまとめました。

キャンプに必要な持ちもの

GRAXでの宿泊は、ほぼ手ぶらでOKでした。あえて何かを用意する必要はありません。
トレーラーハウスには、フェイスタオルと歯ブラシのアメニティの他、ドリップコーヒーやマグがありましたが、他にこのくらいのものがあれば良いと思います。

  • 着替え(高原で冷え込むので長袖があるといい)
  • 洗面用具と基礎化粧水
  • 化粧水
  • 虫除け、虫さされのくすり
  • カメラ(フォトジェニックな場所がいっぱい!)
  • スマホなどの充電(電源あります)

キャンプ場内にシャワーやお風呂はありません

いずれの施設も、シャワーやお風呂はありません。
すぐ横にある「るり渓温泉」を利用することになります。

持ち込みのキャンプ用テントは使えません

GRAXには一般的なキャンプサイトはないので、持ち込みテントは使うことができません。
上記の「グランピングテント」「トレーラーハウス」「ルミエールキャビン」「スカイビューテント」のいずれかを予約する必要があります。

ペットや犬の同伴はできません

せっかくの大自然なら、ペットも連れていきたいところですが、GRAXはペット連れでの宿泊は禁止です。
ざんねんながら、わが家の犬もお留守番。

食材の持ち込みはできません

GRAXでは食材の持ち込みはできません。
お料理は予約時に施設へオーダーする必要があります。

日帰りキャンプはできません、宿泊のみです

GRAXに日帰りプランはないため、宿泊利用のみとなります。
施設に直接、電話で申し込みをするか、ネットからも宿泊予約ができます。


GRAXの予約方法

空室を確認しながら、ネットで予約ができます。電話でも予約受付してもらえます。

TEL: るり渓温泉 0771-65-5001(受付 9:00〜21:00)

公式サイトから予約できます。

公式サイトからの予約

予約後、確認書が郵送で送られてくるので安心です。

予約キャンセルについて

キャンセル料は1週間前から発生し、30%となります。
前日・前々日だと50%、当日は100%となっているそうです。

いくら設備が整っているとはいえ、テントで野外宿泊なことには変わりません。
あまりに天気が悪かったらどうなるのか気になり調べてみました。
公式サイトによると、前日の5時までに、気象の状況で宿泊が無理となったら、全額返金があるそうです。


GRAXでのグランピングにかかった金額

費用は、お部屋代+食事代になります。

お部屋は1棟あたりの値段で、どれに泊まるかによって金額が異なります。
今回わたしたちが泊まった「トレーラーハウス」では、この日の料金が15,000円。それにプラスして、宿泊者が5人目を越えると1人あたり追加料金1500円がかかるということで、合計16,500円

GRAXでは食材の持ち込みをすることができませんので、施設にオーダーすることになります。
用意されている標準のプランでは、夕食と朝食の2食で、大人4,500円、小学生以下の子供が2,500円となります。

ということで、16,500円+大人分の食事13,500円+子供の食事5,000円で、合計35,000円。

<2017年9月追記>

久しぶりに公式HPを見てみたら、大人の料金が値上がりしていました><

  • 大人 5,000円(税別)
  • 子ども 2500円(税別)

るり渓 GRAX 管理棟デッキ

家族5人でホテルに泊まって2食べると、もっとするかな?それを考えると、ホテルに泊まるよりは割安かと思います。今回は特に、宿泊料・食事とも30%オフにしてもらえたのでラッキーでした。

飲み物は、施設内にある自販機で買うことができます。売店には、ビールのほか、酎ハイ、ワイン、ウィスキーなどのお酒の他、ポテトチップスなどのお菓子やおつまみもあります。お値段も良心的。


お風呂は施設内にある「るり渓温泉」が2日間使い放題

GRAXには、お風呂やシャワーなどの施設はありませんが、徒歩3分ほどにある、るり渓温泉を使うことができます。

グラックスの宿泊者限定のプランがあり、宿泊料とは別料金となりますが、大人ひとり1500円で2日間、るり渓温泉が使い放題!通常、「1日満喫プラン」の入浴チケットは1日で1500円なので、とってもお得ですね。

るり渓温泉

温泉のほか、水着で入れる温泉「バーデゾーン」、岩盤浴やまんがルームなどが使えるので、家族みんなで楽しめます。
水着やタオルも貸してもらえます。

「るり渓温泉」は、豊かな自然に恵まれたるり渓高原に位置しています。四季折々で趣が変わり、1年を通して満天の星空、水に集うホタルの群れ、カブトムシの掴み取り体験ができる雑木林、広大な土地を利用した田畑での農業体験など、その全てが「るり渓温泉」の魅力あるアクティビティです。普段、自然に触れる機会の少ないお子様の情操教育に活用いただくことも可能です。

温浴宿泊施設として設備面でも充実しており、温泉施設だけでも多数のラインナップを完備。レストラン、高原バーベキュー、プールなどの施設のほか、冬季限定のイルミネーションイベント「京都イルミエール」や季節ごとのイベントをご用意し、日帰り、宿泊双方に対応しています。
施設プレスリリースより引用

「ランタンテラス」が2017年オープン!グランピング気分でくつろげる

2017年4月に、新しいリラクゼーションエリア「ランタンテラス」がオープンしたので、早速行ってきました。
グランピングをコンセプトにしているそうで、照明を落とした中にランタンや暖炉のあたたかい光でリラックスできます。

中央のメインエリアには、こんな大きなテントがあります。中はソファーがあって、2〜3人でゴロゴロできそう。まわりにある切り株、じつはぜんぶクッションなんですよ!

おおきなテントよりも、秘密基地みたいなプライベート空間のほうが人気でした。電源もついてるので、スマホやタブレットを充電しながら過ごせます。
iMacがずらりと並んだパソコンコーナーや、フリードリンクもありました。

 


キャンプのお楽しみ!おしゃれすぎるバーベキューの感想

今回のプランでは、夜はバーべキュー、朝はホットサンドとなっています。

チェックインの時に夕食券をもらうので、それをもってサービスカウンターへ。
すると、人数分の食材と調理器具を渡してもらえます。

地産地消がテーマ。新鮮な京野菜がたっぷり

野菜の受け取りはマルシェ形式!新鮮な地元野菜の好きなものを、人数分、紙袋にいれていきます。
色とりどりの野菜にテンションあがりますね。

黒板メニューに書いてある今日の野菜は:京野菜 万願寺とうがらし、賀茂なす、淡路島の玉ねぎ。

他にも、とうもろこしや、ホクホクのかぼちゃ、真っ赤なトマトなど、選ぶだけで楽しくなってきます。

るり渓 GRAX 野菜マルシェ

飲み物はついて来ませんが、自販機や売店で買うことができます。

バーベキューのメニュー

食材をサイトまで持って行ったら調理なのですが、このBBQ、わたしが知っているバーベキューとはかなり違ったものでした。
めちゃくちゃおしゃれなのです。

お品書きは、こんなかんじ。

  • 豪快ビーフステーキ
  • ポークステーキ
  • チキンレッグ
  • ホットカプレーゼ
  • マシュマロチョコバナナ
  • 焼き芋、焼きジャガイモ、丸焼き玉ねぎ

食材をどのようにしたら良いかという指示を、専用のレシピブックをつかって教えてもらうのですが、こじゃれたものばかり。
ハラミやカルビを焼いて焼肉のタレでたべるみたいなものは見当たらず、もう、おしゃれすぎて息ができなくなってきました。
バーベキューというよりは、ヨーロッパのホームパーティーでよくやる、グリルみたいな感じですね。

マシュマロチョコバナナ用に、きざんだチョコとマシュマロをもらっていたんですが、これまで手がまわらず、そのままおやつに食べてしまいました。

るり渓 GRAX バーベキューで野菜を調理

こだわりのアウトドア料理をゆっくり作ることも、GRAXの大切なコンセプトのようです。
トマトはスキレットを使ってホットカプレーゼにするということだったので、そのようにさせていただきました。
あっという間にできて、おいしくいただきました!

トマトのホットカプレーゼ

食事の後の片付けはセルフサービス。だけど・・・

それにしても、夕食の量が半端なく多い。
美味しそうなお肉でしたが、けっこう残してしまってざんねん。

食器類は炊事棟で洗って返す、と書いてあったのに、洗剤が見当たりません。
スタッフの方に「どうしたらいいですか?」と聞いたら、そのまま全部持ってきて大丈夫です!といわれたので、軽く水洗いしてから、そのまま返却してしまいました。洗う道具が間に合わなかったのかな?

食材も、レシピに書いてあるものが無かったり、オープン直後でオペレーションがスムーズにいなさそうな雰囲気がありました。チェックインにも20分ほど時間がかかり、事前に聞いていた金額と違ってびっくりして、調べてもらったり。

とはいえ、スタッフの方はみんなとっても親切!あいさつもきちんとしてくださるし、だんだん改善されていくと思います。


朝食は自分でつくるホットサンド

朝食は7:30から。徒歩3分ほどの場所にある「カフェ ガーデンズ」まで自分で受け取りにいきます。
バスケットの中には、ホットサンドの材料とコーンスープ、マッシュポテトの温泉たまご添えとプリンが入っていて、サラダはセルフサービス、あとはスムージーやコーヒーがもらえます。

この日のスムージーは、「キャベツとイチゴのスムージー」と「パプリカとかぼちゃのスムージー」の2種類。美山牛乳もあります。

サイトに戻ったら、自分でホットサンドを作ります。
屋外なもんで、明るすぎて火の強さがよく見えず、焦がしてしまった。。

こちらも、量はやっぱり多かった。


GRAXでの夏キャンプは、やっぱり暑いの?

正直なところ、真夏の日中はけっこう暑いと思います。

るり渓は高原ではありますが、避暑地になるような山岳地帯ほどは標高が高くないです。(それゆえ、市内からも比較的近くて行きやすいのですが)
夏、朝晩は都会と比べてかなり涼しくなるのですが、日が登るとそれなりに暑いです。

GRAXのテント周辺には木陰などがないので、けっこうカンカン照りです。
私がいったのは7月初旬、まだ本格的に暑くなる前ではありましたが、朝日が差し込んでくる中で朝ごはんを食べていると、かなり暑かったです。
ただ、大きなタープが併設されていますので、その影であればけっこう涼しいので大丈夫だと思います。

るり渓自然公園で川遊びがオススメ

るり渓の周辺にはきれいな川が流れていて、水遊びができるスポットがたくさん。
おすすめは、「るり渓自然公園」です。
無料の駐車場もあり、周辺を散歩することもできます。

夏の日中は水辺で涼んで遊び、夕方に日が落ちてから、じっくりグランピングの食事を楽しむのが良さそうですね。

るり渓温泉のカブトムシ広場で遊ぶ

その他にも、るり渓温泉の施設内には夏季限定の「カブトムシ広場」という体験施設が現れます。
期間は、6月27日(土)~8月9日(日)。入場料は、大人・小人 100円(4歳以上有料)となっています。

「ヘラクレスオオカブト」など、めずらしいカブトムシが見れる他、700円払うとカブトムシを一匹、お持ち帰りすることができます。

詳しくはこちら:http://rurikei.jp/play/


冬でもOK「京都イルミエール」を見ながらグランピング

GRAXには冬でも宿泊が可能です!グランピングテントやスカイビューテントでは、暖房器具やこたつを用意してもらえます。ルミエールキャビンとトレーラーハウスは、もともと暖房があるのであたたかく宿泊できますね。

11月からは、るり渓温泉の敷地内で、京都最大のイルミネーションイベント「京都イルミエール」が開催されます。グランピングとイルミネーションが同時に楽しめるチャンスです。

冬キャンプ用の特設サイトもオープンしましたので、ぜひチェックしてみてください。
寒いけど星空はバッチリ、きれいに見えるのが楽しみですね。

http://www.grax.jp/winter

冬場、るり渓温泉の周辺はとても寒くなります。道路の積雪や凍結もありますので、車でのお出かけはご注意を。


2017年9月に新施設「GRAX HANARE 京都るり渓」がオープン!ジャグジーやプライベート・テントもある贅沢な空間に期待

GRAXの勢いは止まりません。2017年9月には、大型コテージ10棟のグランピングエリア「GRAX HANARE」がオープンしました。

全室ジャグジー付きの充実した設備。プライベート性を重視した独立したコテージ設計で極上のヴィラ体験
・全棟にジャグジーと温かい灯りのガス暖炉を設置。自然の中にありながら快適性と心からのリラックスを追及しました。
・100インチの大型スクリーンで楽しめるシアター設備
・厳選した京都産ワイン等を揃えたミニバー(※有料)
・女性のお客様にお喜びいただけるよう充実したアメニティー類はオーガニックを厳選。
引用・GRAX プレスリリースより:http://prw.kyodonews.jp/opn/release/201706102607/

それぞれのコテージには、デンマークのアウトドアブランド「NORDISK」社のコットンテントが常設してあるので、ジャグジーやアウトドアを楽しみながら、BBQもできるのだとか。

こちらのエリアは、大人2名でひとりあたり16,500円〜、と、通常のGRAXよりはかなりお高い感じです。キャンプというよりは一棟貸しのホテルに近いですね。お料理のメニューもGRAXとはかなり異なります。

詳しくはGRAX HANAREの公式サイトをご覧ください。

でも、このエリアもぜったい行ってみたいなー。

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GRAX HANAREの宿泊プランを見る


2016年に続々オープン!関西のグランピングまとめ

GRAX以外にも、関西にはグランピングを楽しめる施設がすでにひとつあり、今年の夏以降にもうあと2つ、オープンするそうです。2016年は関西のグランピングがアツいですね。

FBI (FirstClassBackpackersInn.) Awaji

淡路島にあるFBIは、関西グランピングの先駆け的な存在です。一般的なキャンプサイトの他、カラフルなコテージがいくつかあり、グランピング用のテントも豊富。
ベルギーやスウェーデンから輸入した本格派コットンテントが素敵です。

NESTA RESORT KOBE

兵庫県・三木市に2016年7月1日オープン。ホテルやプールなどの複合施設内に、グランピングとバーベキューを楽しめるエリアがあるとのこと。なお、グランピングエリアでの宿泊はできないそうで、日帰りオンリーです。
公式HP:http://www.nesta.co.jp/

グランピングを導入した本格バーベキュー施設「グランプBBQパーク」。三木の大自然が一望できる最高のロケーションのなか、いつもと違うオシャレな雰囲気で、グランピング&バーベキューを満喫してみませんか。
公式HPから引用

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RESORT MAGIC ASHIYA

芦屋市に2016年秋にオープン予定でしたが、、計画中止になったそうです。


GRAXでのグランピングは快適で楽しいキャンプだった

ちょっと贅沢なアウトドアではありましたが、センスのよいものに囲まれて、少しこだわりのある美味しいごはんを食べるキャンプは、とっても快適で楽しいものでした。

また機会があれば、家族のとっておきの思い出づくりに利用してみたいです。


GRAX(グラックス) るり渓

公式サイト http://www.grax.jp/
〒622-0065 京都府南丹市園部町大河内広谷1-14
るり渓温泉: 0771-65-5001
駐車場 :530台(無料)

【ご予約】

公式サイトで予約できます。

公式サイトからの予約

GRAXが予約でいっぱいの場合は、隣接するホテル「花あかり」へどうぞ!

るり渓温泉のホテル「花あかり」の宿泊予約はこちら

【サイト数と料金】
全47サイト
テントサイト(28サイト): 9,000円~
コテージ(11軒): 9,000円~
トレーラーハウス(8台): 15,000円~

【営業期間】
テントサイト: 4月~11月
コテージ・トレーラーハウス: 通年営業

【施設営業時間】 [年中無休] 管理棟営業時間 8:00〜20:00




この記事を書いた人

mihoji

大阪でWEB屋さんをやっています。 WordPressを使ったサイト構築と、小規模な企業のマーケティング提案が得意です。 WordPressとIT系勉強会とビールがすき。