ホームページ作成依頼がうまくいく!2つの事前準備と注意点<ダウンロードできるチェックシート付き>

ホームページの作成を依頼したいけれど、まず何をすればいいのか分からない。そもそも、どこに頼んで料金はどのくらいかかるのか、と悩む方は多いようです。

ホームページ制作は、普通は人生で何回も経験するものでもないですから、分からないことが多いですよね。
そこで今回は、料金の相場と共に、私が実際にお客様との打ち合わせで確認していること・事前にこういった情報があればいいな、と感じていることをまとめてみました。

おまけとして、ホームページ作成依頼の際に使える、「事前準備チェックシート」を添付していますので、ダウンロードしてご活用ください。

 

準備1. ホームページ作成を依頼したときの料金と相場を把握しておく

ホームページの制作料金は会社や人によってかなり差がありますが、どのような事業形態かによって、料金の相場はあると思います。小さな会社の予算感で依頼できるところは、代表的なもので「ホームページ制作会社」「フリーランス」「クラウドソーシング」が挙げられます。

また、自分で作る場合なら、ホームページ作成サービスもありますので、比較のために記載しておきます。

仮に、15ページくらいのホームページ制作を依頼した際の予算感は、このくらいかと思います。
※私の個人的な経験値に基づく内容ですので、実際とは異なる場合があります。参考程度に見ていただけたら幸いです。

ホームページ制作会社 50万〜150万
フリーランス 30万〜60万
クラウドソーシング 5万〜20万
ホームページ作成サービス 年間 2万円

それぞれの業態の特徴やメリット、デメリットを書いてみます。自分の希望にあった業者を検討してみてください。

ホームページ制作会社

予算感 50万〜150万
メリット 社会的信用があるので安心。
予算や規模が大きな制作でも引き受けることができる。
多数の制作実績がある会社だと、経験値やノウハウに基づいた助言がもらえる。
デメリット 営業コストや人件費、事務所維持費などの固定費がかかるため、料金は割高になる。

<大阪の制作会社一覧>
検索で「web制作会社 大阪」で上位表示している会社を調べてみました。

フリーランス

予算感 30万〜60万
メリット 固定費がかからない分、同じ事を制作会社に頼むよりも割安。
いつも同じ人に対応してもらえるので、話がスムーズで品質が一定している。
意思決定が早く、柔軟に素早く対応してもらえる。
デメリット  個人によるスキルの差が激しい、一気に大量の仕事はこなせない。

<大阪で活動しているフリーランスのWebデザイナーとホームページ制作者>
地域ごとにWebデザイナーをまとめているサイトがありましたので、ご紹介します。

クラウドソーシング

予算感 5万〜20万
メリット 在宅ワーカーや副業のホームページ制作者に依頼できるため、格安で発注することも可能。
ロゴを作ってもらう等、単発の依頼に向いている。
デメリット 的確に依頼内容を伝えるスキルが必要で、ホームページ依頼する初心者には不向き。

ホームページ作成サービス

予算感 年間2万円くらい
メリット とにかく安く作ることができる
すぐに簡単にやってみるのに向いている
デメリット 自分で作業する時間を確保しないといけない
テンプレートで決まった部分しか変更できない
拡張性が少ないため、本格的なビジネスサイトには向かない

チラシがわりに簡単にサクッと作って結果がどうなるかテストしたい、という方にはおすすめです。今後、事業を成長させて、サイトを育てていきたい方には機能が不十分なのでおすすめしません。

例えば、飲食店や美容室など、集客は「ホットペッパー」や「ぐるなび」を使っているので凝ったホームページや独自の集客が不要だという方には良いと思います。

いろいろなサービスありますが、平均して月額1,000円くらいで使えるようです。いくつかおすすめのサービスをご紹介します。

<グーペ>
比較的新しいサービスで、おしゃれなテンプレートが豊富です。



<ページキット>
12年と長く続くホームページ作成サービスです。業種別のビジネステンプレートが豊富で、サポートの手厚さが高く評価されています。


準備2. ホームページを依頼する前に情報をまとめておく

ホームページ制作を依頼する前に、ある程度の事前準備をしておいたほうがスムーズです。手ぶらで打ち合わせに挑んでしまうと、肝心なことを伝え忘れてしまって再度の打ち合わせになったり、要点が伝わらないことで、見積もりがあいまいになってしまうなど、デメリットがあります。

初回の打ち合わせまでに、発注者が準備しておくと良いと思う情報を挙げてみました。

スケジュール感

ホームページ制作やリニューアルには時間がかかります。いつまでに納品してほしいのか、目安となる期日を決めておきましょう。

例)

  • ○月にキャンペーンを開始するので、それまでに完成させたい。
  • ○月は決算なので、それまでに支払いがしたい。
  • それほど急いでいないので、○月くらいまでに納品してもらえたらいい。

予算感

金額によって出来ること・出来ないことが変わって来ますので、あらかじめ予算の目安を決めておいたほうが、無駄なやりとりが減り、スムーズにホームページ制作が進められます。

ひとつの例として、お寿司を食べたいと考えた時、ファミリー向けの回転寿司もあれば、ミシュランで星をとっているような高級寿司もありますよね。

ホームページ制作においても、金額と求められるクオリティは様々ですから、金額の前提条件や制約のないままで話し合いをすると、着地点を決めるまでに多くの時間がかかってしまいます。ハッキリ決めなくてもよいので、だいたいの予算感を考えておきましょう。

    例)

  • 決まった予算があり、○○円でお願いしたい。
  • できれば○○円以内で抑えたい。
  • ○○円から○○円くらいで考えているが、どこまで出来ますか?

事業内容

初めて依頼をする業者は、あなたがどんな事業をしているのか分かりません。サイトの内容を検討しやすくするためにも、自社の事業内容について簡単でよいのでまとめておきましょう

    例)

  • やっている事業の内容全部と、その中でメインとなる事業
  • 過去の仕事の実績
  • お客様アンケートやお客様の声(あれば)
  • 既存ホームページやパンフレット、チラシ、カタログ(あれば)

既存サイトの情報

既にホームページがあり、リニューアルを依頼するなら、現在の状況についてまとめておきましょう。既存のホームページがどんな状態かによって、必要な作業や金額が変わってくるからです。

  • ドメイン(ドメインの管理会社、ログインIDとパスワード)
  • サーバ(サーバの管理会社、ログインIDとパスワード)
  • リースの場合、今の制作会社の契約期間

ページ更新方法(CMS)

ホームページが完成した後、ページの更新をどうやってするのか考えておきましょう。自分でページ更新したい・ブログもしたい場合はWordPressなどのCMSの導入をすすめられる場合が多いと思います。ブログも更新もしない・ページ数も少ない場合は、HTMLで作ることも可能です。

更新を外注したい場合には、費用が発生します。ホームページの作成といっしょに業者へ依頼したいのであれば、その旨を伝えましょう。

  • 更新する担当者:自社か、外注か
  • 更新する範囲:全面的に変えたい、一部分のみ定期的に更新したい、ブログのみ更新したい
  • 自社で更新する場合、担当者のスキルはどのくらいか(HTMLがわかる、画像加工ができる、WordPressの管理画面で出来る範囲ならなんとかなる、等)

デザイン参考例

人の感覚はそれぞれ異なりますので、「きれいに」「かっこよく」などの言葉だけでは伝わりません。

いくらデザイナーでも、抽象的な言葉からあなたの希望を推測するのは至難の技です。例えば「赤くしてほしい」と伝えたとしても、人が頭の中に思い浮かべる「赤」の色は異なります。

デザイナーから提出された案を見て「えっ?!こんなはずじゃなかった・・・」と後悔しないためにも、事前に参考サイトなどを探しておいて、それを見てもらった上でデザインの相談をしたほうが、うまくいきます

その際、参考サイトと共に、具体的にどの部分が気に入っているのかを添えると、より相手に意向が伝わりやすいです。ホームページのデザインにはたくさんの要素がありますので、「このホームページが良いと思います」と言われても、デザイナーとしては、ロゴなのか、写真なのか、バナーなのか、どの部分を参考にして良いのか分からないのです。

例)

  • このホームページのロゴの色や雰囲気が好きです。
  • 写真のセンスが良いと思うので、同じような感じにしたいです。
  • こちらの参考サイトは、メニューの部分が大きくて分かりやすいと思います。
  • こういうイラストを入れてみたいです。
  • ここのボタンに使われている感じの青色が理想です。

参考にするホームページは検索で探してもよいですが、同業他社のものを選ぶのは避けましょう。業種もデザインも同じだと、真似したようになってしまいます。また、ホームページデザインのまとめサイトがたくさんありますので、それらを活用するのも良いと思います。いくつか、オススメのサイトをご紹介します。

<Webデザインを集めた参考サイト>

<デザイナーがよく使っている!Pinterestで参考デザインを探す>
Pinterestで「Webデザイン」のタグを探してみると、素敵なデザインがいっぱい見つかります。私のまわりのデザイナーさんたちも、普段からのデザイン情報収集に使っていますよ!

ターゲット

あなたのホームページに来て欲しい人は、どんな人でしょうか?デザインやコンテンツ全体に関わってくることなので、時間をとって考えておきましょう。例えば、30代の専業主婦と50代の男性経営者では、訴求するポイントが大きく異なってきますよね。

ターゲットがひとつに絞り込めない場合は、何パターンかあっても良いと思いますので、それぞれのターゲットの属性や特徴などを考えておきましょう。自分で思いつかない場合は、実際の顧客の中でもっともうまくいったパターンで、理想的なお客様だと思える人や担当者を想定すると良いと思います。

  • 個人なのか、法人なのか
  • 個人であれば、男性か女性か、何歳くらいか、職業や関心ごとは何か?
  • 法人であれば、どんな業種か?売上規模や意思決定者・担当者はどんな人物か?

サイトの目的・目標

ホームページを作る・リニューアルする目的を決めておきましょう。デザインやサイトの構成、コンテンツを検討する際に必要になります。

できれば、目標は具体的な数値まで落とし込めるようにしましょう。ホームページ制作後、効果の測定や、運用予算を考える時の指針になります。

  • お問い合わせが欲しい
  • 商品を購入して欲しい
  • メルマガの登録者を増やしたい
  • 新規の顧客を月に○○人、無料体験に誘導したい
  • 年間で○○件の問い合わせを獲得したい
  • 年間で○○円の売上を発生させたい

ホームページ制作を依頼するときの注意点

納期に余裕をもつ

ホームページ制作には時間がかかります。「すぐに、なるべく早く納品して欲しい」といった大急ぎの依頼は、なるべく避けましょう。すでに信頼関係ができている会社ならともかく、まるっきり新規の案件の場合、お互いに手探り状態で進めることになるので、たいていうまくいかず、トラブルの元になります

また、腕のよい会社やフリーランスのデザイナーは常に多忙ですので、一見さんから急ぎの仕事を引き受ける余裕は無いと思ったほうが良いです。よい作り手に出会えるためにも、スケジュールには余裕をもって、計画的に依頼したいですね。

必ず見積もりを取る

ホームページ制作を依頼するなら、かならず見積もりをとりましょう。その目的は2つあります。

ひとつは、業者ごとの予算感を知るという目的です。形のないものを一から作ることになるので、全く同じことを頼んでも、人によって設定している作業単価が異なり、費用はまちまちです。

フリーランスの場合、得意な作業であれば数時間で出来てしまうので安かったり、逆に不得意な作業だと工数がかかったり、外注するため高かったり、といった場合もあります。逆に、得意分野でノウハウがあるので、単価を高くしている場合もあるかもしれません。

もう一つの目的は、業者との相性を見極めるということです

ホームページ制作が始まれば、業者とたくさんのやりとりをすることになります。よいコミュニケーションができなければ、よい仕事はできません。コミュニケーションの質が、プロジェクトの成功を左右します。

見積もりのやりとりを通じ、できればデザイナーや制作者と実際に会って、話をしてみてください。感覚や直感でかまいませんので、その業者とうまくやっていけそうかどうか、判断しましょう。

ドメインとサーバーは自分で契約する

ドメインやサーバー、よく分からないから業者に任せたい!と思うかもしれませんが、ここはがんばって自分でやりましょう

ドメインやサーバーの契約情報というのは、例えるなら、自分の家の契約書類や鍵のようなもの。わからなくなってしまうと、自分のホームページなのに、全く手を出せなくなってしまう可能性があります。

過去のお客様にも、業者を変えたいのに連絡がつかなくなってしまい、ホームページのデータにアクセスできない。業者との関係が悪化して、スムーズに情報を教えてもらえない、などのトラブルがありました。大切な自分の財産を自分で守るためにも、契約は自分でやってみることをおすすめします。

ドメインやサーバーの申し込みは、インターネットからできます。ひとつひとつ順を追っていけば、難しいことは何もありません
初心者にも分かりやすいドメインとサーバー会社をご紹介します。

<ドメイン>
初心者なら、ムームードメイン一択だと思います。10年以上前から、初心者にとても人気があるドメイン管理サービスで、管理画面が分かりやすく、料金も安価です。

↓ こちらから申し込みできます。


<サーバー>
エックスサーバーが、料金と機能の両方の面でおすすめです。管理画面も分かりやすく、サーバーの機能が優れていてWordPress表示が早かったり、今後は重要になるSSLにも無料対応しています。私も、新規の制作を受けたときにはいつもエックスサーバーをご紹介しています。

↓ こちらから申し込みできます。


コミュニケーション方法を確認する

ホームページ制作がスタートすると、たくさんの情報を依頼先とやりとりすることになります。ちょっとした確認や質問なら、LINEやフェイスブックのメッセンジャーでもできますが、原稿などのやりとりには、Eメールやビジネスチャットをつかうほうがスムーズです

また、ホームページに使う写真やデータを都度、メールに添付して送るのは大変です。ドロップボックスや、グーグルドライブなどの、ファイル共有サービスを使えると便利です。

いずれも無料で使えるものばかりなので、業者と相談の上で選びましょう。こういったツールを使うのが苦手な方もいらっしゃるかもしれませんが、打ち合わせの回数を減らすことができるので、業者にも喜ばれますし、全体の予算を抑えることにつながりますので、ぜひチャレンジしてみてください。

<ビジネスチャット>
チャットワークが便利で、多くの企業で導入されています。無料プランで十分使えます。

<ファイル共有サービス>
代表的なものに、DropboxとGoogle Driveの2つがあります。どちらも無料プランで大丈夫です。

Dropbox
ここから登録できます→ Dropbox

Google Drive
ここから登録できます→ Google Drive

制作費に含まれる内容はどこまでか確認する

ホームページ制作は、注文住宅を建てることに例えられることがよくあります。家を建てるのと同様、形のないものを作ることになるため、支払った費用に対して何が得られるのか、分かりにくい面があります

見積もりをもらったら、この項目にはどんな作業が含まれますか?と聞いて、理解するようにしましょう。もし、項目が「一式」となっている場合は、内容を項目別に分けてもらい、何をすればいくらくらいかかるのか、説明してもらうようにしましょう。

どんなことに追加費用が発生するのか確認する

どんなことを依頼したら追加費用になるのか、見積もり時に教えてもらうようにしましょう。

ホームページ制作は、やってみないと分からない事も多く、途中で想定しなかった作業が発生することが多々あります。ある程度の作業であれば、料金内に想定していることもあるかもしれませんが、その範囲や追加費用として見積もっている作業は業者によってそれぞれですので、事前にしっかり確認することをおすすめします。

例)

  • デザインの修正は○回まで無料、それ意向は別料金
  • 別デザインの提案は追加料金
  • 納品後1カ月を経過しての修正は有料
  • イラストは○点まで無料だが、それ以上は1点3,000円
  • 打ち合わせは3回まで、それ以降は○○円

制作後の集客のことも考えておく

ホームページは作って終わりではなく、作ってからがやっとスタート地点です。作った後の集客についても考えておいて、事前に業者にも伝えておきましょう。それによって、必要になるコンテンツや機能が変わってくる可能性があります。
集客方法はいくつかありますので、予算と人手に合わせて考えましょう。

リスティング広告

インターネット上に広告を出す方法で、広告がクリックされた分だけ料金がかかります
初期費用が10万円程度、月額手数料が5万円〜、それに加えて、広告費が必要になります。小さな会社であれば、5万円〜20万円くらいの費用を使っているところが多いようです。上限の予算を決められるので、それ以上にお金を使うことはありません。

メリット:ホームページを作った後、すぐに見込み客を連れてくることができる。
デメリット:固定費がかかる、費用をかけても絶対に集客できるとは限らない

ブログ

見込み客に向けてブログを書いて、集客につなげる方法です。あなたが持っている専門家としてのノウハウを活かして、お客様に役立つブログ記事を書くことで、ホームページに検索からの訪問者を増やします。

メリット:初期費用ゼロで、だれでもいつでも始められる。書いたブログは資産になる。
デメリット:結果をだせるまでに一年以上かかる。質の高いブログを書くのは非常に大変で、多くの人がブログを書く時間を確保できない。

地道に拡散

ネットではなくリアルな場所で地道にホームページの宣伝をしましょう。

  • 名刺にURLを書く
  • メールの署名にURLを入れる
  • パンフレットやチラシにURLを書いて配布する
  • 看板を出してURLを記載しておく
  • イベントやセミナーを開催してURLを告知する

SNS

フェイスブックページ、ツイッター、インスタグラム、LINEなどのソーシャルメディアを使って、ホームページの宣伝をしましょう。

おまけ:DLして使える!ホームページ依頼のためのチェックシート

上記をまとめた、制作会社に依頼するときのための簡単なチェックシートを作りました。
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この記事を書いた人

mihoji

大阪でWEB屋さんをやっています。 WordPressを使ったサイト構築と、小規模な企業のマーケティング提案が得意です。 WordPressとIT系勉強会とビールがすき。

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