フリーランスママがTogglで1週間の時間管理をやってみてわかったこと

2月から3月にかけては、毎年、仕事が非常に忙しくなる時期です。いわゆる年度末ですね。今年は特に忙しくて、起きている時間はずーっと仕事をしていて、遊びに行くこともほとんどなく(ちょっとは行った)、あっというまに時間が経ったという印象です。

仕事に追われる時間が続くと、「あれ?今日わたし何してたのだっけ?」とか、「何もできてないのに、もうこんな時間!?」とか、いまいち自分が何をして過ごしていたのか分からなくなり、達成感を得られないことで、少々落ち込むことがありました。なので、自分が何をしていたのかを記録してみようと思い立ち、時間管理アプリで一週間の記録をとってみました。

こうして、普段は目に見えない時間を「見える化」すると、いろんなことが分かったので、ブログに書きます。

時間管理に使える無料アプリ「Toggl」の使い方

時間管理ツールはたくさん存在しますが、わたしは「Toggl」を利用してみました。理由は、同業者の知人で使っている人が多かったからです。
無料で使える他、スマホとパソコンの両方で使いながらデータを統合することができるのが良いと思いました。

こちらから登録することができます → Toggl

メールアドレスと、自分の好きなパスワードを設定します。

登録後、すぐに使うことができます。
これから何の作業をするのか名前を書いて、右側のスタートボタンを押すと、時間のカウントが始まります。

作業を中断するときは、スタートボタンを押すと、タイマーが止まります。
再開するときは、すでに作ったある作業名の右側にでてくる三角マークを押すと、また同じ作業の時間カウントができます。
新しい作業を始めるときは、最初と同様、新規の作業名を入力して緑色のスタートボタンを押せばOKです。

こうして作業記録をしていくと、1日の作業時間の合計や、それぞれの作業にかかった時間が表示されます。

時間管理をして分かったこと

思ったほど仕事してない

この一週間はいくつかの仕事で締め切りがあり、自分としては、かなり働いたー!と思っていました。が、Togglで見る限り40時間も働いていません。感覚的にはもっと働いていたような気がしていました。こうして可視化してみると、時間的にはそうでもないですね?

これは何でだろう?と考えたのですが、しばらく忙しかったことで体に疲れが残っていたことや、気持ち的に焦っていたからかもしれない、と思いました。
一度しっかり休んで、リフレッシュしたほうが良さそう。

学校行事や打ち合わせが入ると、ほとんど作業できていない

この週の労働時間が思ったよりも少なかったのは、学校行事と子供の用事があり、半日ちょっと出かけていた日が2回あったのでした。
こういう日は、朝早くと夜に仕事をしたりしてるんですが、それでも3時間くらいしか働いてない事がよくわかりました。

この週はなかったのですが、時期によっては週に5件ほどミーティングが入っている時もあり、そんな時は週に3日ほど家を空けて、打ち合わせから打ち合わせへと、外を飛び回っている事があります。そういう週は、ほとんど作業できてない事になりますね。

打ち合わせ前後の時間でがんばっていたつもりでいましたが、作業時間を可視化したことで、現実を知りました・・・。今後は、打ち合わせに出て行く日を週に2日以内と決めて、自宅で作業に集中できる日をしっかり確保しようと思います。

問い合わせ対応に意外と時間がかかっていた

新規のお問い合わせや、お見積もりの依頼が多かったのもありますが、問い合わせ対応に2時間以上かかっていて驚いた
仕事の合間にちょこちょこ対応しているので、それほど時間を使っている感覚はなかったのですが、チリも積もればですねえ。

今後の仕事に活かせそうなこと

自分が一週間に使える時間の目安

この週は、自分の限界に挑戦くらいの勢いで働いていたのですが、それでも40時間に満たなかったのは意外でした。土曜日に旦那さんが家のことをやってくれたので、この日はかなり集中して9時間も仕事できたのですが、この日がなかったら、もっともっと労働時間は少なかったはず。

要するに、これが今の自分に使える時間の限界なんだと思いました。現状、平日は家事と3人の子どもたちのお世話をほぼ一人でやっているのと、7時間の睡眠は確保したいとなると、1日6時間くらいの労働が無理のないペースということですね。
土日を念のため空けておくとして、6時間×5日=30時間で仕事の予定を入れると、多少のイレギュラーがあってもなんとかなりそう。

将来的に、この時間をもっと伸ばせると良いなあ。

自分の時間単価

一年間の売上を自分の労働時間で割ったら、自分の時間単価が出るわけですが、今まで私はこの計算を1日8時間でやっていました。ところがこの一週間の記録を見る限り8時間も働いていないのですから、時間単価は必然的にグッと上がりました
今の売上高をキープしたいと思うなら、この時間単価で見積もり金額を考える必要があるということですね。今後、値段を算出する際の参考になりそうです。

まとめ

たった一週間でしたが、時間を可視化しただけで、ずいぶんいろんな気づきがありました。
家計簿と同じで、正確にきっちりやろうとすると大変かもしれませんが、自分の感覚と現実のズレに気がつくことを実感したので・・・今後も定期的に、自分の作業時間の記録と見直しの機会を作ろうと思いました。

この記事を書いた人

mihoji

大阪でWEB屋さんをやっています。 WordPressを使ったサイト構築と、小規模な企業のマーケティング提案が得意です。 WordPressとIT系勉強会とビールがすき。