計算に苦労する&マーケッター目線でサイトを見る練習:Mama Marketing Laboセミナー2回目

きょうは(寝落ちて日付がかわったけど)Mama Marketing Laboの2回目のセミナーでした。

午前中は、リスティング広告の業務でつかう言葉とその意味を知り、効果やそれにかかるを測定するための計算方法を学び、実践してみるというのをやりました。

下記は教えていただいたことのメモになります。


Webマーケティング用語

インプレッション(Imp)Impression 広告の表示回数のこと
表示されただけで、クリックはされていない
クリック(Click) 広告がクリックされた数のこと
クリック率(CTR)Click Through Rate クリック数÷表示回数(クリックの割合)%
クリック単価(CPC)Cost Per Click クリック1回あたりの料金のこと
コンバージョン(CV)Conversion ユーザーに起こしてほしいアクション
ECだったら会員登録、求人だったら問い合わせなど、Webサイトで設定した目標
コンバージョン率(CVR)Conversion Rate CV÷クリック数(CVの割合)
獲得単価(CPA)Cost Per Action 費用÷CV(成果1件あたりのコスト)
1件あたりの獲得単価
キーワード(検索キーワード) ユーザーが検索エンジンの検索窓に入力した検索後(キーワード)のこと
ビッグキーワード ・・・ 1語だけのメジャーなキーワード。検索数が多い。(例:整体院)
ミドルキーワード・・2語くらいのもう少し絞り込まれたキーワード。検索数が少し少なくなる。(例:整体院 心斎橋)
スモールキーワード・・・3語くらい、より具体的なキーワード。検索数は少ない。(例:整体院 心斎橋 駅近)
掛け合わせのキーワードが増えるにつれて、検索している内容が具体的になっていく
ロングテール 検索数は少ないキーワードでも、総数を増やすことで売上を大きくする手法のこと
売上の8割は、全体の2割の商品で成り立っている
ロングテールは、その8割を強化するのではなく、薄く稼げている2割を強化して売上を上げる手法
LP(ランディングページ)Landing Page 検索結果や広告などを経由して訪問者が最初にアクセスするページのこと
LPO Landing Page Optimization LPを最適化(改善)すること
デバイス パソコン、タブレット、スマートフォンなどの機器のこと
デバイスごとにクリック率は違う

リスティング広告は入札制

自分でクリック単価を決められるけど、最低単価はあるので、あまりに低いと表示されなくなってしまう
1日の予算を決められるので、上限を超えて課金はされることはない。

大切な数字:CPA

CPAを適切な価格で抑えることが大切で、中小企業の広告案件でよく求められる。
いかに目標単価に近づけるかを考えないといけない

CPAを下げるにはどうすればいいか?

CVRを上げるか
CPCを下げるか
その2点しかない


つまりこういうこと

  • Imp 10,000件
  • Click 30件
  • CTR 3%
  • CV 3件
  • CPC 100円
  • Cost 3,000円
  • CVR 10%
  • CPA 1,000円

あのね、あのね・・・!この関係を理解するのがすごく難しくて、わたしは、図にしないとわからず、何回も下記みたいなのを描いていました。

そして、ここの数字がこうだったら、ここの数字はこうなる、という計算をするのが難しすぎて、何回も教えてもらわないとできなくて (´;ω;`)ブワッ
かなり凹んだ・・・算数、小学生のときからずっと苦手やん?むずいわー、むずいわー。


マーケッター目線になってみよう

実際に存在するサイトを見ながら、このサイトから集客が増えない理由や改善点を考えてみよう、という課題をやりました。

最初に20分ほど自分で考えた後に、各グループでディスカッションし、その結果をみんなの前で発表するという流れでした。

とある進学塾のサイトと、とある結婚相談所サイトをそれぞれ見ていったのですが、「ここはイケてないんじゃないか」「他社のサイトにはこういうところがあったので、とりいれたらどうか」という意見は、わりとみんなの感覚が近かったように思いました。

大事なことその1:ターゲットを明確に

やはり、誰を対象にしているのか、という「ターゲット」をわかりやすくするのが大事!だということをすごく思いました。

課題にでてきたサイトは、もしかしたら、そのあたりが詰めきれてない事例だったのかもしれませんが、そこがわからないサイトは、結局どういう内容だったのか、全く頭に残らずモヤモヤしました。

進学塾のサイトであれば、幅広く中学生〜高校生に向けたものなのか?受験生向けなのか?
結婚相談所のサイトであれば、中高年向けなのか?若い人の会員もいるのか?

特にメインビジュアルにサービスの特徴が表現されていないものは、最初に受けた印象と、読み進めた後に知った事実が大きく異なっていることがあり、第一印象をかなり左右するなと思いました。

大事なことその2:なぜそうなのかを考える、決めつけない

他のチームのママの声でハッとしたことがありました。

とある結婚相談所サイトのメインビジュアルについて、ほとんどが「これはイマイチだ、幸せ感がない」という意見だった中で

「この写真から受ける印象は、幸せ感が薄くてイマイチな感じもするけど、でも、真面目な印象のところが良いと思っているお客さまも多いのかもしれない」

というものでした。

たしかに、自分の感覚だけで決めつけるのは良くないですよね。
もし、自分の感覚と違うなと思うことがあったら、なぜそうしているのかを聞くようにするのが大事


普段の仕事の中でも、メインビジュアルを考えたり、改善点を考えたりというのは日常的にやっているはずなんですが、あらためて「素直な気持ちで、先入観を無くして、なぜそうなのかを考える」大切さを実感しました。

この記事を書いた人

mihoji

大阪でWEB屋さんをやっています。 WordPressを使ったサイト構築と、小規模な企業のマーケティング提案が得意です。 WordPressとIT系勉強会とビールがすき。