自分はおそろしいほどの狭い世界と価値観で生きてるかも、と、たまに自覚したほうがいいと思った。

先日、不妊治療をやっている友達から、かなりリアルな話を聞いた。

不妊治療の包み隠さない本当のところを聞いたのは生まれて初めてのことで、長らく生きてきたけど全く知らなかったことだらけで、控えめにいっても、自分が思っていた10倍は大変だと感じた。

子供が授かるまでには、多くのステップがあり、それらを全部クリアしないといけない。でも、うまくいく保証は全くない。
何年もかかるし、先に進めば進むほど、うまくいかなかった落胆が大きくなる。体もめっちゃ痛いし、精神的にも辛い。幸せになるための努力だったはずなのに、夫婦仲がどんどん悪くなる。そして、お金もなくなっていく。

こうした情報が今までまったく耳に入らなかったのは、私はずいぶん若いときから子供がいたからだろうか、と思ったりもしたけど、話をしてくれた友達も、自分でやってみるまでぜんぜん知らなかったと言っていたから、やはり世の中で、不妊治療の大変さは周知はされてない気がした。

これ、将来は子どもが欲しいと思ってる若い人、ぜったい知っておいたほうが良い気がするんだけどなあ。

ふと、子育てがいろいろ大変、という気持ちが強くなることがある。これやってみたい、あれやってみたい、と頭をかすめることがあっても、全て手に入れるのは当然無理で、あきらめる。それが続くと、ずーーーんと沈む時もある。

でもね。そもそも、こども3人がいることは、ものすごく恵まれていること。そこに感謝する気持ちを忘れちゃいけないと、友達の話を聞いて思った。

友達は「私はずっと苦労してるから、あなたがうらやましい」と言っていた。そういう風に、すなおにうらやましいと言えるのってすごいと思った。私だったら、そんなに強くなれるだろうか。


先日、ひとりでじっくり考え事がしたくて、たった1日だけど旅行に行ってきた。

いってくるよー!と宣言すると「そういうのいいねー!いってらっしゃーい!」と、多くの友人がと言ってくれた。でも、よく考えたら「え?こどもが3人もいるのに?ひとり旅ってちょっとおかしくない」って思うひとのほうが、きっと世間では多いことに、今さらだけど気がついた。

わたしの身の回りには、フリーランスや自営業をやってる人が多いからか、ちょっとかわった人や面白い人、個性的な人がいっぱいいる。だから、3人の子の母でも、そういうサラッとした反応だったのかなと思った。

どっちの考えかたや捉え方がいいとか悪いではなく、立場が変われば常識や考え方がかわる、と思うのだ。

自分の信じてる価値観だけが正しいと思ってしまうと、自分と違う行動をしている人を非難してしまう。
自分の見えているものが全てだと思ってしまうと、自分の恵まれていることが見えなくなってしまう。

こどものいじめ問題であーだこーだいっているとき、
世の中は広いし学校だけが全てじゃないよ、と大人は言うけれど。

大人だって、自分で思ってるほど広い世界では生きてないくて、
おそろしいほどの狭い世界と価値観で生きてる。と、たまに自覚したほうがいい。

思っているよりも、自分は恵まれた存在なのかもしれない。
自分が他人にうったえている正義なんて、思っているよりも、意味のないものかもしれない。

とりあえず温泉さいこうでした、旅行いかせてくれた家族のみんな、めっちゃありがと!

この記事を書いた人

mihoji

大阪でWEB屋さんをやっています。 WordPressを使ったサイト構築と、小規模な企業のマーケティング提案が得意です。 WordPressとIT系勉強会とビールがすき。