WordCampは俺たちのフェスである

WordCamp Osaka 2019で実行委員をやったり、登壇したりしたので振り返りブログを書こうと思います。

この記事は「WordCamp Osaka 2019 ひとつき遅れのアドベントカレンダー」8日目の記事です。

広報リーダーをやった

2012年に実行委員をやって以来、毎年なにかしらスタッフはやっていたんですが、リーダーを務めるのは初めてでした。

いざプロジェクトがスタートとなっても、何をしてよいのか分からず、かなり戸惑いました。
ふわっと関わるのと、リーダーをやるのでは、ずいぶん違うものですね。。

あと、私は会社員をすぐ辞めてフリーランスになったので、そもそも部下をもった経験がなければ、チームで何かをした経験も少ない。

勝手に決めて勝手にやっていいこと・ダメなことがあると思うので、判断に困りました・・・。
去年の広報リーダーだったしまさんにアドバイスをもらって、ずいぶん助けてもらいながら、タスクを整理していきました。

広報チームとして今年やったこと

1.カウントダウン

開催当日まで、WordCamp Osaka 2019が盛り上がっている感を出していきたいと思っていました。
やはり、賑やかで楽しそうなところに人は集まると思うので。

最初は単純にSNSの投稿を増やしていこうと考えたんですが、毎日、WordCamp Osakaやります!来てください!ってツイートしていくのは、ちょっとうっとおしがられそうという心配がありました。

そこで思いついたのが、カウントダウン。
ネットショップのお客様がインスタでよくやっているのを見てたので、それを真似しました。

デザインチームがとても可愛いのを作ってくれた。
おかげさまで、あまり圧を出さず、自然に賑わいを演出できてよかったのではと思います。

ついでに自分たち実行委員も、あと◯日なのかーと、わかるので助かった。

初心者向けブログを書いた

WordCampは常連の参加者さんがいて、何もしなくても一定数の人が集まります。

ですが、それだけで数百人のキャパの会場が埋まるではないのと、新しい人が入ってきたほうがコミュニティが面白くなる。

そこで、まだWordCampに来たことがない人たちに、WordCampについてもっと知ってもらいたい。

WordCampに来たいと思ってるけど、いまいち敷居が高いと思ってる人に、そんなことないと知ってもらおう。という主旨のもとで、ブログを書きました。

ブログを書くにあたってやったこと

1. FBで意見をもらう

私自身はWordCampにもう7年くらい関わっていて、初心者の気持ちが全く分からなくなっていました。

そこでFacebookでつながっている人たちに、初心者向けにブログを書くならどんな内容が必要かを聞いてみました。

名刺にSNSのアカウントを書いておくと、あとで誰かとつながりやすいよね、とか。
自分から「初心者です」って言うようにすると、みんな優しくしてくれるよね、とか。

たくさんヒントをいただきました!

2. TwitterでWordCampについてエゴサ

Twitterで、人がWordCampについてどんなことをつぶやいているのか。何が分からなかったり、不安に思っているのかをひたすらエゴサしました。

表記については、初心者の人が正しく「WordCamp」と綴ることはそれほど多くなく、「ワードキャンプ」などのカタカナ表現を使っていることがわかったので、英語ばかりで書くと難しい印象を与えそうという発見もありました。

3. WordPress初心者の人にヒアリングしてみる

親友のあいみんが、WordPress勉強会をしているのを知っていたので、参加者さんにWordCampのどんなことが知りたいのかを聞いてもらいました。

このヒアリングで「セッション」という言葉も、IT系勉強会に行ったことがない人には分かりづらいものだという事を知りました。

WordCamp=WordPressの勉強会と言わないとわからない

ツイートを漁っている中で、気になるものがありました。

そこでようやくピンときました。

もしかしたら、WordCampという言葉自体、理解されていないかもしれない
WordPressの勉強会ですよ!という説明が必要だと、はじめて認識しました。

ブログを書くことを通じて、客観的にWordCampを見ることができて、今まで思いつかなかった発想を得られたのはよかったなと思いました。

登壇した

実行委員をやりながら、登壇もさせて頂けることになりました。
内容はここ数年やってきたことのダイジェストで、Web制作者向けのマーケティングのお話です。

わかってはいましたが、開催前の最後1ヶ月は登壇準備とイベント準備が重なり、なかなか大変でした。
が、登壇ってやればやるほど、自分の知識のあいまいな部分を知ることができるので、本当にありがたい機会だと思いました。

当日はなんとライブ配信があり、撮影チームが動画も撮ってくれました!(※メインホールのみ)

WordCampに参加できなかった人にもセッションを見ていただけると共に、登壇者である自分も、しゃべり方や表情のチェックができて助かります。

思い出

ほかにもいろいろ、楽しかった思い出がたくさん。

もらって嬉しいノベルティ

今回の戦利品!SnowMonkeyのピアスや、テクノ工作部のレジンアクセサリー、フォントおじさんのバッグ、差し入れでいただいたシフォンケーキ(美味)、実行委員だけもらえるバッジ。

スパイスカレーまるせ

コントリビューターディの日にみんなで食べに行った、中津にあるスパイスカレー屋さんが美味しかった!こういう系のカレーを初めて食べました。

スパイスカレーまるせ、というお店みたい。

スピーカーと参加者でランチ

初参加で知り合いがいない、いっしょにお昼食べる人がいない、という方がいるかも?みんなで楽しくランチを食べる場を作れないかな?という思いつきで、当日になりゆきで募集をしたら15人も集まった!

初対面の人がほとんどにも関わらず、みんなフレンドリーだった。ありがとうございます。参加してくださったスピーカーさん、実行委員にも感謝です。

WordCampはフェスである

WordCampはWordPressの勉強会であると同時に、WordPressのお祭りであり、フェスであるわけです。

みんなで、WordPressという神輿(みこし)をかついで、わっしょいわっしょい騒いで、運営側も参加者もいっしょに楽しむのが正解です。

実行委員をやると大変だと分かっちゃいるのに、毎年、なんだかんだいって運営に戻ってきてしまう。そして、同じような人がたくさんいるし、なんかもう、WordCampで人生が変わっちゃったようなディープな関わりをしてる人だっている。

今年のフェスも最高でした!また来年もよろしくお願いいたします。

この記事を書いた人

mihoji

大阪でWEB屋さんをやっています。 WordPressを使ったサイト構築と、小規模な企業のマーケティング提案が得意です。 WordPressとIT系勉強会とビールがすき。